
みなさんこんにちは。
現役塾講師のJUNです。
今日も昨日に続いて「センター試験1pointアドバイス」を
行っていきますのでよろしくお願いします。
しかも今日は
「センター数学ⅡB」の得点アップにつながる重要なポイント
をいくつか話します。
センターを受ける高3でこの記事を読んだ人は
ホントにラッキーだと思います。
ぜひ期待して読んでいって下さいね。
これまで受けたマーク模試で「数学ⅡB」を
時間内に全問解き終えたことがある人いますか?
「はい」という人は相当数学力があるといえます。
その方法と今回話す内容を組み合わせれば最強でしょう(^-^)
「いいえ」という人、多いのではないですか?
たぶんほとんどの人が時間が足りないと思っているんではないでしょうか。
たしかに
・問題量が多すぎる
・計算量が多すぎる
・難しい
ですよね。
しかもセンター試験の過去の数学ⅡBの平均点の推移を見ると

全科目中最も平均点が低い科目であることがわかります。
※画像提供…Z会公式受験情報サイト
他の科目は平均点が60点台のものが多く
場合によっては70点もあるときもあります。
つまり「数学ⅡB」はセンター試験で「一番難しい科目」なんですね。
数学ⅡBを攻略することこそセンターの成功のカギとなるわけです。
そこで数学ⅡBの出題形式をみてみましょう。
センター試験2015「数学ⅡB」の問題形式
大問1 「三角関数・指数対数関数・複素数」からの出題
大問2 「微分積分」
大問3 「数列」
大問4 「ベクトル」
※大問5・6を選択する場合をのぞく
今年から新課程方式ですが
おそらく去年までと大きな変更はないと思われます。
センター試験「数学ⅡB」の「1pointアドバイス」
さあここからが本題です。
得点アップのポイントをお話していきましょう。
①連立方程式を要領よく解く
私がセンター対策をしていていつも感じているのは
とにかく「計算は連立方程式が多い」ということです。
しかも答えが分数になることが多く手間がかかってしまいます。
ですから
連立方程式の効率良い解き方をつねに意識する
これだけでもだいぶ結果が違います。
さらに効率のよいマークの仕方についてですが
もし1問解くたびにマークする方法をとっているなら
大問1つ終わるごとにマークする方式に変えた方がよいでしょう。
分からない問題をとばしていく場合に
よくマークがずれてしまって
あとで大変なことになる生徒が多いからです。
②大問2「微分積分」を間に合わせるコツ
だいたいこの大問は最後に面倒な積分計算をさせてくることが
多いですよね。
「せっかく最後まで解けそうなのに積分している時間がない」
なんてことないですか?
ここにも大変大きな時間節約ポイントがあります。
それは
積分の面積公式をできるだけたくさん暗記しておく
ことが重要です。
積分の面積公式とは
・放物線と直線
・放物線どうし
・放物線と2接線
・3次関数と接線
で囲まれる面積を簡単に求める公式です。
(どんな公式か気になる場合はチャートで探してみて下さい。
ここでは細かくなるので省略します。)
これらが使える問題の場合、
ほんの数秒で面積を計算することができますので
大変時間の節約になります。
他にも細かいポイントはたくさんありますが
今回お話しした2点だけでも意識することでだいぶ状況が変わります。
大問2が終了した時点であと30分近く残っていれば
完答の大チャンスです。
全国平均が50点ほどしかない数学ⅡBで高得点を取ることができれば
「センター利用方式」の私大入試はとても有利になることでしょう。
健闘を祈ります。
またコメント・質問などがあればぜひコメント欄を利用してください。
では。

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