お知らせ
・ブログデザインをリニューアルいたしました(3/1)
Twitter始めました(3/12)
・はてなブックマーク(各記事下)設置しました(3/20)



ドラマの主役は「キミ」だ!受験のさきにはドラマがある

 
entry-104.jpg


こんにちは。
現役塾講師のJUNです。

今年の受験もいよいよ終了ですね。

塾内でも高校受験・大学受験といろんな生徒を見てきました。

ただいくら周りがあれこれ言っても、がんばるのは本人です。

そしてがんばったものにはすばらしいご褒美が待っているわけですね。

そこで今回お話するのは
「ドラマの主役はキミだ!」

私がこれまで見てきた受験の感動ドラマの一部を話してみようと思います。

※これから書く話は作り話ではなく事実に基づいた話です。
ただ様々な事情を鑑みて個人が特定されないよう配慮して書いています。

順風満帆な高校のスタート


公立高校進学コースに通うAさんが私の塾に入塾してくれたのはちょうどAさんが高校に入学するタイミングでした。

Aさんは中学では成績優秀で高校受験もなんなく合格し、これから難関大をめざすために私の塾を選んでくれたのでした。

私は少人数クラスでAさんに数学を指導していましたが、高校の定期テストや模試などでも常に成績上位だったため難関大受験に向けて順風満帆だったと思います。

そして時はすぎ、Aさんにも高校3年の受験生になる年が来ました。

Aさんはそれまでの勉強のなかで文系のとある学部に興味をもち、狙いを定めていました。

さらに国公立有名大と私立難関大にそれぞれ「目標とするあこがれの大学」を決めてました。

その上、高校3年生の模試ではまずまずの判定が出ていましたので受験に期待を高まらせていたのです。


最初の試練


しかしそんなAさんに1つの試練がおとずれたのです。

それは…秋に受けた推薦入試でした。

その大学はAさんにとって「すべり止めレベル」にある大学だったんですね。

しかし緊張しやすいタイプのAさんは午前中にあった筆記試験で問題が手につかず、
その影響もあって面接では頭が真っ白になってしまい予定していたことが言えなかったそうです。

そしてその結果は…不合格でした…

相当なショックを受けてしまったAさんはしばらく塾を休んでしまいました。

しかしセンター試験や本命の受験がせまる中、Aさんは再び前を向いて塾に来てくれたのです。

私はどう声をかけるか迷いましたが私自信の受験体験談などを話し、まずはセンターへ向けてがむしゃらに練習を積むことで落ち着かせることにしました。


センター試験


そしてセンター試験直前には、またいつものがんばるAさんがいました。

これからが本番!くよくよしている暇はない!

ここから始まるAさんの試験には面接はありません。
それが1つ、気分を楽にした原因なのかとも思いました。

そしてセンター試験も終わり自己採点を終え、再び塾にやってきたAさんでしたがどうも冴えない顔をしています。

そうですね、センターの結果が今一つだったようでした。

これは実際に受験をした人ならわかると思いますが、センター試験で大成功する人はほんのひとにぎりで大抵は厳しい現実を見る結果となってしまいます。

ただもともと目標が高かったAさんは、今一つの結果といっても推薦で失敗した大学はセンター利用のみで合格ができそうな点数でした。

ここでAさんがした決断は国公立大の本命をあきらめ、私立本命校に的をしぼって受験していくというものでした。


2つめの試練


そこから私大入試本番までは10日ほどしかありません。

私は個別指導でその対策にあたり、なんとか合格をとれるようがんばったつもりでした。

しかし…受験とは人生の試練でもありますね。

2月にAさんが複数回受けたその私大本命校は残念ながらすべて失敗に終わってしまったのです。

私が過去問のでき具合をみた時点では決してそんな結果になるとは思わない内容だったので、私もほんとにショックでした。

そのとき2月中旬。

例のすべり止めには合格していましたが、Aさんはもう受験に疲れた様子でした。

Aさんが言った忘れられない言葉があります。

「もう○○大学(すべり止め)でいい」

Aさんの顔をみるとその言葉は間違いなく「Aさんの思いとは真逆」であることがわかりました。

そこで私は3月入試(後期試験)を調べることにしたのです。

後期試験は一般的に「合格が難しい」と言われていますよね。

しかしどこかで「後期試験には穴場がある」という話を聞いたような気がしたのでその本命私大を調べてみたんです。

すると出願期間が数日後にせまっていましたがまだ受験できることがわかりました。

しかし「受験科目が小論文のみ」であるということと「前年の倍率が20倍」もあったということもわかりました。


プライドとの戦い


「受けてみないか?」という私に対しAさんは「そんなの絶対無理!」と即答でした。

しかしここで私が
「ホントにここで受験が終わっても納得できる?心残りはない?」

と聞くとAさんは涙をうかべながら
「そりゃいやや、いややけど…」

「なら最後に挑戦してこい!これでダメならあきらめよう!」

そこからAさんの「プライドとの戦い」が再度幕を開けました。

私もそうは言ったものの小論文の対策はしたことがないですし、
「どんな内容を書けば採点者の目をひくか」
ばかりに重点を置いて、学校の国語の先生に頼りながらの対策をしました。

そしてAさんの最後の受験は終わりました。


最後にとんでもないドラマが


Aさんの受けたその年の後期日程は募集10人ほどに対して300人近くが受けるというとんでもない倍率でした。

受験を勧めた私もその数字を見た時点でなかばあきらめていたところがありました。


そして合格発表の日。

塾に1本の電話が。


「せんせーせんせー、受かった受かったよー」

「でもでも番号があっただけやからまだ信じられへん、持って行くから見てほしい」

電話の向こうのAさんの興奮冷めやらぬ様子が伝わってきました。


そしてしばらくして、Aさんはお母さんといっしょに塾に来てくれました。

手にはネットからプリントアウトした「合格者番号一覧」と「受験票」をもっていました。


信じられないのはAさんだけでなく私もでした(^_^;)

「合格者番号一覧」といっても合格者はほんの15名ほどですから、合格者の番号も飛び飛びで信じられないのも無理はないくらいそこに番号があるのが不思議なくらいでした。

何度確認しても間違いないことがわかり、私も興奮してしまってAさんともお母さんとも握手して大喜びしました。

「ホントにホントによかったね」


Aさんのその後


Aさんはその後、本命私大に入学しそして無事卒業。

今は都会の一流企業ではたらく「キャリアウーマン」となっています。

以前久しぶりにAさんに会ったとき、とても生き生きした表情のまさに「都会人」といった風貌でがんばってるなーと感じましたね(^^)


「受験にはドラマがある!」

そしてその「主役はあなた」です。

しかしこれは
あきらめずがんばったものだけが演じることのできるドラマ
です。

私はそんなドラマを一番間近でリアルタイムに見れるので、テレビのドラマを見たりするよりずっと楽しいですね(^-^)

さああなたにはどんなドラマがまっているでしょうね。

だれにも予想はできません。


最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m


このエントリーをはてなブックマークに追加
【スポンサードリンク】

☞ 関連記事

コメント

ドラマ
JUNさん、こんばんは

JUNさんは良い塾の先生ですね。一人一人の事をちゃんと考えている
だから、ドラマも見れるのですね。素晴らしい。
受験もこれが最後だと思えれば頑張れると思います。
私も大学の最後の年にもう二度と学校に来る事は無いんだと
思い、とんでも無い単位を取、先生に
そんなにしなくても卒業は出来るんだよ。と、
言われたのを覚えております。
その学期中、悲しく無いのに涙が出た経験をしました。
毎日寝れずにただただ勉強していました。
結果では無くその時間が今の自分を支えていると思います。
皆さんも自分の人生は自分が主役です。
自分を支えられる程の経験(勉強)をしてみるのも
良い事だと思いますよぉ。
Re: ドラマ
girigiri26さんこんばんは。

> 受験もこれが最後だと思えれば頑張れると思います。

そうですよね。
あとにも先にも人生で受験が一番がんばる時かもしれませんよね。

そしてgirigiri26さんは大変な努力家ですね。
大学最後の年に勉強をがんばられたなんてすばらしいです。

よく
「こんな難しい数学なんて覚えなくても将来使わへんやん」
という生徒がいますが
たしかにそれはそうかもしれません。

でもそんな難しい数学も努力して解こうとしたことや
実際がんばってみたら解けたという経験こそが大事ですね。

それこそ将来きっと役に立つ経験だと思います。


いつもコメントありがとうございますm(__)m
No title
塾講師様、前回は御教示ありがとうございました。
数学の教科書・参考書で
「ベクトルの合成」として公式で書いてあるのは
「ベクトルA○ +ベクトル○C=ベクトルAC」
のように「○」の部分が同じものとなっていますね。

つまり基本的には
「ベクトルAB +ベクトルBC=ベクトルAC」の形を
「合成」と呼んだ方がよいでしょうが
広義で考えた場合
「べクトルBC=ベクトルDE」ならば
「ベクトルAB+ベクトルDE=ベクトルAC」も
「合成」と呼んでもと思います。

数学の教科書・参考書は
「ベクトルA○ +ベクトル○C=ベクトルAC」
のように「○」の部分が同じものしか書いてないのは
説明不足と考えていいのでしょうか
数学の教科書・参考書には
広義で考えた場合
「べクトルBC=ベクトルDE」ならば
「ベクトルAB+ベクトルDE=ベクトルAC」も
「合成」と書くべきだと考えていいのでしょうか?

大変申し訳ないのですができれば御教示下さい。
Re: No title
パト様こんにちは。
コメントありがとうございます。

> 数学の教科書・参考書は
> 「ベクトルA○ +ベクトル○C=ベクトルAC」
> のように「○」の部分が同じものしか書いてないのは
> 説明不足と考えていいのでしょうか

説明不足と考えるかどうかは……難しいですね。
これは「ベクトルの合成」の定義そのものが
どうなっているのかということになりますので(^_^;)

私も気になったので調べてみたのですが
「ベクトルの合成」で出てくるサイトは
おもに物理のものであることが多く、
「合成」についても「力の合成」として
書かれているものばかりではっきりしません。

> 数学の教科書・参考書には
> 広義で考えた場合
> 「べクトルBC=ベクトルDE」ならば
> 「ベクトルAB+ベクトルDE=ベクトルAC」も
> 「合成」と書くべきだと考えていいのでしょうか?

ここからは私個人の意見になりますのであくまで参考ですが
「ベクトルの合成とは2つ以上のベクトルを1つのベクトルで表すことである」
と思っていますので広義で考えた場合には
「べクトルBC=ベクトルDE」ならば
「ベクトルAB+ベクトルDE=ベクトルAC」も
「合成」と書くべきなのでは、
とは思いますねd(゜-゜)


あの、失礼ですがちょっと気になったんですが
パトさんは出版社の方じゃないですよね?

もしも本の出版でということであれば
私ごときの意見だけを参考になさるのは危険です。

他にも数学に詳しい方にも
ぜひご意見をいただかれるのがよいと思います(^_^;)

またこんな解答になってしまいましたが
参考にしていただけたら幸いですm(__)m


No title
塾講師様、御教示ありがとうございました。
私は出版社の人間ではありません。

コメントの投稿

非公開コメント


スポンサードリンク
プロフィール

JUN

Author:JUN
兵庫県で数学塾を運営しております現役塾講師のJUNです。
塾講師歴10年目となる今年、何かはじめようと思い立ちブログをはじめました。
今後ともよろしくお願いいたします。

【プロフィール記事】
私がなぜ塾講師になったのか?その過去にせまる
私の「大学受験体験記」

Twitter
ランキング参加中!

にほんブログ村 受験ブログへ

人気ブログランキングにて
【数学科・算数教育 1位獲得】
数学 勉強法

日本ブログ村にて
【受験勉強法 1位獲得】 数学 勉強法2
不要教材は買い取りへ
訪問者数
QRコード
QR

サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。